Jw_cad 情報交換室−その3
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2009年9月以前の発言は
過去ログのページからご覧ください。
それ以降の過去ログは消失しています。
申し訳ありませんが、復活の予定はありません。
地方で施工図(サッシ、金属)の外注をやっています。
長年の固定客との付き合いでほぼ専属状態なんで
世の中の情勢に疎くなっています。
さて、BIMって進んでいるのでしょうか?
ここ5年くらい私の所に依頼が来る仕事は、なんだかんだと言って
「紙ベース」なんですよね。PDFやCADベースの2次元データの設計図で
施工図作成です。
スーパーゼネコンもたまにやってますが2次元データなんですよね。
たしかにAutoCADデータ率は上がっている感じもしますが
資料でもらう、ゼネコンや他業者(鉄骨、外壁、サッシ等)でも
中小規模の会社はまだまだjw_cadが多いです。
ネットや書籍ではBIMの事は良いことずくめで、結構浸透してきたと書かれているのですが
実際はどうなんでしょうか?、CAD業界の陰謀かとも思えるのですが
みなさんBIMの依頼がきたことありますか?
また、来た場合はどうしますか?
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:92.0) Gecko/20100101 Firefox/92.0@wmx2-pvt-121-134-255-123.kualnet.jp>
同じような話で
以前
ネットワーク工程表を 推奨していましたが
今では ほとんど 建築作業では 見られませんね
建設現場では 職種が多いので 見づらいと
判断ができにくいのですね
やはり バーチャート作業工程表
▼やまさん:
>地方で施工図(サッシ、金属)の外注をやっています。
>長年の固定客との付き合いでほぼ専属状態なんで
>世の中の情勢に疎くなっています。
>
>さて、BIMって進んでいるのでしょうか?
>ここ5年くらい私の所に依頼が来る仕事は、なんだかんだと言って
>「紙ベース」なんですよね。PDFやCADベースの2次元データの設計図で
>施工図作成です。
>スーパーゼネコンもたまにやってますが2次元データなんですよね。
>
>たしかにAutoCADデータ率は上がっている感じもしますが
>資料でもらう、ゼネコンや他業者(鉄骨、外壁、サッシ等)でも
>中小規模の会社はまだまだjw_cadが多いです。
>
>ネットや書籍ではBIMの事は良いことずくめで、結構浸透してきたと書かれているのですが
>実際はどうなんでしょうか?、CAD業界の陰謀かとも思えるのですが
>みなさんBIMの依頼がきたことありますか?
>また、来た場合はどうしますか?
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/89.0.4389.128 Safari/537.36@118-83-217-117.ohta.j-cnet.jp>
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ぷーこ
- 21/9/18(土) 13:19 -
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BIMは2007年に発祥国のアメリカでガイドラインが作られてから、日本でも知られるようになったようです。
少子高齢化の進む日本は、特にIT分野の効率化が望まれます。
世界第3位の労働生産性を誇るシンガポールでは、2013年に床面積20000uを超える建築物の確認申請(意匠部門)をBIMでと義務付けました。その後補助金等で積極的に施策を推進しました。2015年には、床面積5000uを超える建築物の確認申請(意匠、構造、設備)のBIM化を義務付けています。
労働生産性38位の日本は、2014年に、国土交通省が「官庁営繕事業におけるBIMモデルの作成に関するガイドライン」を公表しました。世界の潮流からはかなり遅れてると言えるでしょう。理由の一つが、設計から建築生産システムが、過去と比べて良好だという自信からでしょう。しかし、少子化にもかかわらず、現在のシステムのままでは、生産物の減少と。既存インフラ等の老朽化で、ますます日本は衰退してしまいます。あの渋沢栄一の令和版の時代が今なのです。スーパーゼネコンの清水建設は今年日本建築センターへBIMモデルで意匠と構造を審査できるソフトを付けて、確認済証の交付を受けたとニュースが有りました。https://www.decn.co.jp/?p=119713これで日本もスタートラインに立てたとなるでしょう。
BIMは設計段階から施工図レベルのデータで作成する必要が有ります。意匠、構造、設備の納まりや干渉の確認、数量拾いや積算に利用できます。何れは3Dプリンターで成果物ができるようになるでしょう。
しかし今はまだ、施工図は、BIMから切り出した2D図をチェック修正して、各職方へ渡していることでしょう。完成時の形状等は、BIMモデルで確認できるでしょう。その他施工手順や、干渉などの確認等でしょう。これだけでも便利ですね。
BIMモデルの訂正は、社内の体制を明確にするようでしょう。それにより現場通りの正確な竣工BIMデータになりますね。
昨日雑誌建築技術10月号が発売されました。特集は「建築分野における情報技術の活用」です。BIMについての記事が主のようです。未来のある方には、一読の価値がありそうですね。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/93.0.4577.63 Safari/537.36 Edg/93.0.961.47@fp276e8853.tkyc619.ap.nuro.jp>
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kojima
- 21/9/21(火) 13:52 -
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; Trident/7.0; MALNJS; rv:11.0) like Gecko@ai126173174215.46.access-internet.ne.jp>
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ぷーこ
- 21/9/21(火) 17:25 -
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施工図描画ロボットの紹介(設備業者向けですね)見ましたよ。
今は現場施工に2D図は必要です。建物全てを作成できる3Dプリンターは未だ無いですね。各職方は、地墨を基に、水平方向や垂直方向のポイントに必要な作業を完結させます。このロボットに必要な2Dデータは、寸法記入は不要であることが重要です。BIMデータは水平、垂直を任意カ所で切り出し2Dデータとします。寸法等は必要に応じて入力でしょうが、その作業が不要となります。当然ダクトデータもBIMデータにあれば、その情報を地墨に表示してくれるのでしょうね。
施工図は当然、手描きの頃のような書込み寸法はNGで、寸法情報は正確ですから、設備業者が躯体施工図や、総合図に寸法記入しなくても地墨に表示してくれる、省力化ロボットですね。
因みに、私が関係したゼネコンの方針では、BIMデータは本社で作成し、現場は、3D閲覧用データと、切り出した2DデータをPDFデータで受け取り。それをチェックし、本社で訂正し、現場へ再送付という流れでした。少しの変更訂正もこの手順でした。かなり、面倒ですね。BIMソフトを現場に導入せず、スキルも必要ありません。導入コストも抑えられます。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/93.0.4577.82 Safari/537.36 Edg/93.0.961.52@fp276e8853.tkyc619.ap.nuro.jp>
▼やまさん:
>地方で施工図(サッシ、金属)の外注をやっています。
>長年の固定客との付き合いでほぼ専属状態なんで
>世の中の情勢に疎くなっています。
>
>さて、BIMって進んでいるのでしょうか?
>ここ5年くらい私の所に依頼が来る仕事は、なんだかんだと言って
>「紙ベース」なんですよね。PDFやCADベースの2次元データの設計図で
>施工図作成です。
>スーパーゼネコンもたまにやってますが2次元データなんですよね。
>
>たしかにAutoCADデータ率は上がっている感じもしますが
>資料でもらう、ゼネコンや他業者(鉄骨、外壁、サッシ等)でも
>中小規模の会社はまだまだjw_cadが多いです。
>
>ネットや書籍ではBIMの事は良いことずくめで、結構浸透してきたと書かれているのですが
>実際はどうなんでしょうか?、CAD業界の陰謀かとも思えるのですが
>みなさんBIMの依頼がきたことありますか?
>また、来た場合はどうしますか?
BIMメインで仕事している、元施工図屋です。
大手が多額の費用を投資して施工図もBIMで作成ってのに挑戦していますが、あまりうまく行ったケースはなかったと思います。
やっぱり施工図はなくなりませんし、BIMを普及させるための教育を全職員に行うのは不可能なので、2D図面は生き残ると思います。
また、PCのスペックも結構要求されます。
金物や建具を製作図レベルのLOD(詳細度)で作成することは出来ますが、
全ての建具をその精度で作成すると、データが重くなりすぎます。
(もちろんお金も時間もかかります。)
現状での施工用BIMの使われ方は施工検討・客先へのプレゼン・干渉チェックがメインです。
まだ数年間はこのような状況が続くと思いますが、設計でのBIM活用は今後より活発化していくと思います。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/98.0.4758.102 Safari/537.36@KD106154139149.au-net.ne.jp>
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