施工図描画ロボットの紹介(設備業者向けですね)見ましたよ。
今は現場施工に2D図は必要です。建物全てを作成できる3Dプリンターは未だ無いですね。各職方は、地墨を基に、水平方向や垂直方向のポイントに必要な作業を完結させます。このロボットに必要な2Dデータは、寸法記入は不要であることが重要です。BIMデータは水平、垂直を任意カ所で切り出し2Dデータとします。寸法等は必要に応じて入力でしょうが、その作業が不要となります。当然ダクトデータもBIMデータにあれば、その情報を地墨に表示してくれるのでしょうね。
施工図は当然、手描きの頃のような書込み寸法はNGで、寸法情報は正確ですから、設備業者が躯体施工図や、総合図に寸法記入しなくても地墨に表示してくれる、省力化ロボットですね。
因みに、私が関係したゼネコンの方針では、BIMデータは本社で作成し、現場は、3D閲覧用データと、切り出した2DデータをPDFデータで受け取り。それをチェックし、本社で訂正し、現場へ再送付という流れでした。少しの変更訂正もこの手順でした。かなり、面倒ですね。BIMソフトを現場に導入せず、スキルも必要ありません。導入コストも抑えられます。