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(19859)//【19848】→(19864)
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【タイトル】ファイルが開きません
【記事番号】 19848 (*)
【 日時 】04/07/23 09:19
【 発言者 】okaniwa mikasa-sekkei@zb.wakwak.com

不注意で外付けHD内のJW-WINデーターを消去してしまって、復元ソフト
(FINALDATE2.0)でなんとか復元作業中なのですが、復元されたデータ(拡張子とか
MS-DOSデータ名とかは正しく表示されます)をJW-WINで開こうとすると
「このファイル形式には対応していません」との表示が出てファイルが開きません。
復元作業の段階で必要なデータが飛んでしまっているのでしょうか?
大変困っています。どなたか対策をお教え下さい。
使用中のJW-WINバージョンは4.02です。


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(19848)←【19864】→(19988)
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【タイトル】Re(1):ファイルが開きません
【記事番号】 19864 (19848)
【 日時 】04/07/23 14:26
【 発言者 】joker
【 リンク 】http://www.atsmile.com/jw/



▼okaniwaさん:
>復元作業の段階で必要なデータが飛んでしまっているのでしょうか?

多分、そうでしょう。

>大変困っています。どなたか対策をお教え下さい。

FINAL DATAを掛けた後で、そういう状況なのでしょうから、
多分、どうしようもないでしょう。
以前バックアップしているデータから、戻すしかありません。

もしバックアップをしていないのなら、諦めるしかないかもしれません。


ファイルの復元というのは、まず、FATの修正から始まります。
FATには、ファイル名等の情報が入っており、
一般的に、ファイルを削除するときには、ファイル名の第1字を
「ファイル名はありません」を意味するコード値に書き換えるだけで
実際に中身を0で埋め尽くす、ような処理はされていません。
ですからまず、その先頭1字を 例えば 「_」に置き換えるだけで
ファイル名だけは、復活します。(最初の1字は「_」になる)

で、実際のファイルの中身は、そのFATに、
ファイルの中身があるディスクの最初の位置情報だけが格納されています。
で、その位置にジャンプし、ファイルの中身がずらずらーっとあって、
そのデータの中に、次の位置情報があります。
で、その次の位置にジャンプし、ファイルの中身がずらずらーっとあって、
と繰り返されます。
1つのファイルは、複数に分割されるわけです。
これが、ディスク上のあちこちに分散されていると、そのジャンプする時間
が掛かってしまうので、結果的に、遅くなります。
ディスクの最適化(デフラグ)というのは、この分割の並びがあちこちに
飛んでしまっているのを、綺麗に並べましょう、という処理を行って
結果的に、ディスクアクセスの速度を上げよう、という事をしてます。

ディスククラッシュがあるという事は、どこかのデータが消えたり、
ゴミが入ったり、アクセス出来なかったり、するわけですが、
生データは無事だとしても、その位置情報が読めないというだけで、
そのファイルそのものが壊れてしまいます。
自転車のチェーンの一部が切れてしまったら、チェーンそのものが
使い物にならない、という訳です。

たまたま、うまく復元するものもあれば、やっぱり復元出来ないものもある訳で
ディスククラッシュされると手に負えない場合が多いですから、
自己防衛手段として、データのバックアップは、定期的に行うように
せねばなりません。悲惨な目にあうのは、自分ですので。


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【タイトル】Re(2):ファイルが開きません
【記事番号】 19988 (19864)
【 日時 】04/07/27 22:07
【 発言者 】okaniwa mikasa-sekkei@zb.wakwak.com

joker様
お礼が遅くなりました。丁寧なご説明ありがとうございました。
週末を使い、再度ファイナルデータをかけ、消失したデータファイルの
半分ぐらいまで復元できました。後はゴミ箱から探してくるなりして
何とか少しでもデーターの復旧作業をしてみます。
バックアップとデータ管理の重要性を痛感しました。
また、よろしくお願いします。