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(1355)//【1356】→(1359)
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【タイトル】JWSのファイルサイズとブロック図形の関係
【記事番号】 1356 (*)
【 日時 】05/03/13 23:32
【 発言者 】Hino

登録されたJWSファイルを見ていて気になったことがあったので検証してみました。

1・新規にJWWを起動(jw_win.exeへのショートカットをダブルクリック)
2・線分を一本作成してそれを図形登録→(a.jws)517バイト
3・その線分を複線コマンドで10本にし、それを複写で×10、計100本としたものをさらに×5、計500本として最初の1本(1と同じ要素)を図形登録→(b.jws)517バイト
4・3で描画した線分500本のうち、1で作成した1本を除いた499本を名前を付けずにブロック化し、ブロック化されていない1本の線分(1と同じ要素)を図形登録→(c.jws)25,013 バイト

JWS登録する場合に、同図面内にブロック図形が存在する場合、JWSのファイルサイズが大きくなるようです。

ちなみに当方の環境では新規に立ち上げたJWWのまっさらなファイルで保存した場合のファイルサイズは6,029バイトでした。
これに、そのサイズが異なる同じ内容のJWS図形ファイルを呼び出して保存した場合、
いずれも6,090バイトでしたのでサイズが大きいのはJWSファイル内だけのようです。

当方の環境を記しておきます。
JWW4.05a
Windows XP HomeEdition ServicePack1
Pentium4 2.4GHz
Memory 512M
HDD 40G
常駐アプリ多種

みなさんの環境ではいかがでしょうか。

                                          Hino


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(1356)←【1359】→(1360)
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【タイトル】Re(1):JWSのファイルサイズとブロック図形の関係
【記事番号】 1359 (1356)
【 日時 】05/03/14 15:00
【 発言者 】joker
【 リンク 】http://www.atsmile.com/jw/



▼Hinoさん:
>JWS登録する場合に、同図面内にブロック図形が存在する場合、JWSのファイルサイズが大きくなるようです。

ブロック定義部があるので、その分、大きくなるのでしょう。

「複写で×10」した時に、最初の1本の線のブロック挿入も10個になっています。

ですから、最初の1本の線を除いた、499本の線をブロック化した段階で
残り9個のブロック挿入について、更にブロック化されますから
ブロックは2重に掛かった状態になります。

そのため、ブロック定義部分だけを見れば、2重にブロック化されている状態で
内側のブロックの線1本を保存するから、関連付けられる外側のブロックも保存
されることになり、
で、結果、ファイルサイズが大きくなるのでしょう。


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(1359)←【1360】→(1361)
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【タイトル】Re(2):JWSのファイルサイズとブロック図形の関係
【記事番号】 1360 (1359)
【 日時 】05/03/14 15:44
【 発言者 】スター

▼jokerさん:
>ブロック定義部があるので、その分、大きくなるのでしょう。
>
>「複写で×10」した時に、最初の1本の線のブロック挿入も10個になっています。
>
>ですから、最初の1本の線を除いた、499本の線をブロック化した段階で
>残り9個のブロック挿入について、更にブロック化されますから
>ブロックは2重に掛かった状態になります。
>
>そのため、ブロック定義部分だけを見れば、2重にブロック化されている状態で
>内側のブロックの線1本を保存するから、関連付けられる外側のブロックも保存
>されることになり、
>で、結果、ファイルサイズが大きくなるのでしょう。

検証した結果もっと単純に発生します。
1.線を250本作図しブロック化する。
2.その後1本線を作図しこれを図形登録すると13kのサイズになる。
3.ブロックを解除する。
4.名前を付けて保存する。この状態でブロックはありません。
5.jwwを再起動し4のファイルを読む。
6.新たに線を1本作図しこれを図形登録するとやはり13kのサイズになる。
7.そのまま新規のjwwを起動し一度ブロック化し、解除した250本をコピー貼り付けする。
8.ここに新たに1本線を作図しこれを図形登録すると1kと正常値に戻ります。


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(1360)←【1361】→(1362)
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【タイトル】Re(3):JWSのファイルサイズとブロック図形の関係
【記事番号】 1361 (1360)
【 日時 】05/03/14 18:51
【 発言者 】joker
【 リンク 】http://www.atsmile.com/jw/



▼スターさん:
>1.線を250本作図しブロック化する。
>2.その後1本線を作図しこれを図形登録すると13kのサイズになる。
>3.ブロックを解除する。
>4.名前を付けて保存する。この状態でブロックはありません。

この4の状態で、ブロック挿入はありませんが、
ブロック定義は、残ったままになっていますね。
(当方のツール「JwDatV」で確認)
なので、図全てをブロック化して 解除した状態だと
ファイルサイズが倍くらいになります。


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(1361)←【1362】//(1357)
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【タイトル】Re(4):JWSのファイルサイズとブロック図形の関係
【記事番号】 1362 (1361)
【 日時 】05/03/14 21:08
【 発言者 】Hino

jokerさんこんばんは。

さて当初の検証でJWSのサイズが膨らんだのは4のパターンなのですが、
これはブロック化されていない素の線分が一本と、同図面内に存在する499本の線分をブロック化したブロック図形のうち、素の線分のみをJWS登録した場合でした。

つまり作成されたJWSにはブロック図形が存在しないはずなのです。

そこでjokerさんの公開してくださっている「JwDatV」で私も該当データを早速確認してみました。
すると、データ内には線分が一本と、499本の線分からなるブロック図形が存在していました。
(JwDatVの公開ありがとうございます。)
また、複数のブロック図形を含むファイル上で同様の作業(素の線分1本のJWS登録)をし、JwDatVで確認をしたところ複数のブロック図形が含まれていました。

しかしまっさらなJWデータにそのデータサイズの膨らんだ(登録していないはずのブロック図形を含んだ)JWSを図面に呼び出して、基本設定で要素を見てみますとブロック図形は見当たりませんでした。

ということで、現状私が把握出来たことは以下になります。

・図形をJWS登録する際に、その図面内にブロック図形が存在した場合はそのブロック図形を含んだJWSファイルが作成されてしまうことがある。
・しかしそのJWSファイルを別図面で使用した場合にはブロック図形は付随しない(何も問題ない)。


スターさん、追検証ありがとうございます。

スターさんのケースですと、6の工程で不自然な状況になっているわけですね。
4の工程で解除されたはずのブロック図形が残っている?状況でしょうか。
そこで4の段階でJwDatVでチェックしたらブロック図形の情報が残っていました。
しかしJWW上で基本設定を見てもブロック図形はカウントされていませんでした。

4の工程の次に元の250本の線分を名前を001としてブロック化し、さらにそれを複写してブロック解除、そしてその250本のブロック解除された線分群を002と名前を付けてブロック化。

そのまま両方ともブロックを解除して最終的にブロック図形が無い状態で上書き保存。
これを再度JwDatVで確認すると、001,002共にデータの存在が確認できました。

しかし、この500本の線分群を消去して上書き保存したファイルにはブロック図形は存在しませんでした。

jokerさんがおっしゃっている現象も確認できたました。
・JWWファイルにも、存在しないはずの(かつてその図面に存在していた)ブロック図形が含まれてしまうことがある。
です。


説明書きが長くてわかりづらくなってしまいました。すみません。
とりあえず現状で試してみたことの報告でした。

                                      Hino