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【タイトル】OPT*の仕様について提案を二つほど
【記事番号】 9632 (*)
【 日時 】07/05/18 16:20
【 発言者 】Hino

OPT*の仕様について提案を二つほど。
1. 建具ごとにデフォルトの値を設定したい
2. 建具選択ウィンドウを常駐させたい
と考えました。


1について
建具は基本的にあらゆる選択肢が存在して、デフォルト値(平面であれば幅、断面では高さなど)が存在するわけではありませんが、使用頻度の高い値は各ユーザーごとにあると思います。
これを現仕様で解決する手段として、OPT1内でパラメトリカルに変形しないようにブロック数を1とし、指定幅が必要な分のデータを必要な指定幅の数だけ作成しておくという方法があります。
しかしこれでは基点が片側端部の枠外と内法の2箇所しか使えません。
また、その幅ごとの建具データを全て作成しておく必要があります。

そこで例えば、各建具のデータの先頭部分で定義できる
「S 70 25」

「S 70 25 1700」
と表記すればそれ(ここでは1700)がその建具のデフォルト値として使用できると作業効率が上がるのではないかと考えました。
このデフォルト値は選択時に自動で(現仕様で言えば前回値と同じように)数値ボックスに入る値として考えています。
これならば基点も全て使用できますし、複数の指定幅建具を作成する際にも同じデータをコピーして先頭部分を書き換えるだけで追加できます。
OPT1で具体的に概念を書きますと

3 引き違いW=1700
s 70 25 1700
1 2 0 47 35 47
2 2 0 -20 0 90
2 3 -35 23 0 23 0 0 -1
999

3 引き違いW=2000
s 70 25 2000
1 2 0 47 35 47
2 2 0 -20 0 90
2 3 -35 23 0 23 0 0 -1
999
(JWW付属のopt1サンプルを加工させていただきました)

で選択した時点で一つ目は数値ボックスに「1700」ふたつめは「2000」と入るイメージです。
使用頻度の高い建具をこれで登録しておけるとかなり楽になる気がします。


2について
現在の建具選択ウィンドウは開いて選択して閉じる、ですがこのウィンドウが常駐できると作業効率が上がるのではないかと考えました。

現在の建具配置工程を書いてみますと
・コマンド選択→建具選択ウィンドウオープン(ここで作図エリアが隠れます)→建具選択→建具選択ウィンドウクローズ(作図エリアが現れます)→数値入力→建具配置
です。

これが、1と2が仮に実現したとすると、指定幅建具選択の場合は特に
・建具選択→建具配置
まで短縮できるのではないかと考えました。

この建具選択ウィンドウは線記号変形や図形に切り替えられるとさらに便利だと思います。
昨今デスクトップ領域は以前と比べて広がってきていますので、建具窓の分は'常に'狭くなりますが、建具選択時に作図エリアが隠れないのも気持ち的に楽な気がします。
また、各ユーザーが保有するJWS,OPT*他は相当な量になる場合も多かろうと思われますが、画面の端に常駐でツリー表示でもされれば検索も楽になるかなと。


以上2点、いかがでしょうか。

他ユーザーの方々の忌憚の無いご意見もお聞かせいただければ幸いです。
                                Hino