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【タイトル】天空率について
【記事番号】 10683 (*)
【 日時 】07/10/20 12:38
【 発言者 】所どころジョージ

いつもJWWをありがたく使わせていただいています。

法改正もありバージョンアップしてさらに使いやすくなりました。
この場を借りてお礼申し上げます。

さて、現在案件で天空率を作成していますが以下の症状がでています。

・計画建物を2.5D的に入力の祭、ほぼ建物形状に近い状態で入力しました。
 (屋根、外壁等)この建物は3階建てで屋根等が複雑な為、より正確さを求める
 為と2.5D的に使用もしたい理由からでしたが、正射影にてポイントごとに比較
 表を作成した後、一番不利な場所にて三斜を10cmの円に計算しました。

 すると、比較表と比べると射影面積が異なっています。 
 いろいろ試しましたが可能性として、比較表は建物の輪郭(外郭?屋根、壁)  に沿った面積を計算して円の面積から差を出すのに対し、三斜では中心より最
 高・最外点(屋根の最高点)を結んだ面積を円面積から引いているため、屋根と
 壁との隙間(実際には空がみえる部分)も建物としている為、天空率が小さく
 なるのではないでしょうか。 
 今回、私が入力した物の計算結果では
 三斜・・・92.26%(適合91.281%) 差 0.979
 比較表・・92.59%(適合91.281%) 差 1.312
 
 サンプルにあるような比較的簡単な形状なら屋根の最外ポイントをGLまで
 結んでもさほど問題ない(不利側なので)でしょうが、形状が複雑な場合や
 軒の出が深い場合等では結構シビアな話もでてくるのかな・・と。
 
 しかし、安全側で考えると三斜の方法でクリアされていれば良いと思うので、
 比較表も三斜と同じ計算方法で表が作成されると良いのでは・・・
 行政は食い違いと判断するでしょうから・・

 個人の意見として参考にしてください。

 もう一つ要望として、天空率等で形状確認が出来ますが、その画面にて2.5Dの
 ように作図機能があるとさらに助かると思います。
 改正では斜線適合建物の2面以上の立面図が必要となるので入力したデーターを
 利用できたら手間が減りそうです・・

 勝手な事ばかり失礼しましたが、今後ともよろしくお願い致しす。